ミスミソウ 完全版を全巻読めるサイト【無料で読む方法あり】をご紹介していきます。
読んだらトラウマになることで有名な「ミスミソウ」
精神崩壊(メンチサイド)ホラーというカテゴリ分けに納得の鬱な展開ばかりです。
同じ押切蓮介作品の「ハイスコアガール」や「でろでろ」のテンションとは全然違う作品なので読む前には覚悟してくださいね。
2018年春に実写映画化もされるミスミソウ。
気になるけれど怖くて見れていないって人の為にあらすじやネタバレも紹介していきます。
ミスミソウ 完全版を全巻読める【無料で読む方法あり】ダウンロードせず読めます
ミスミソウを全巻の中から好きな刊を無料で読む方法をお伝えしていきます。電子書籍を配信しているU-NEXTと言うサイトなら無料でダウンロードせずに確実に最後まで読む事ができます。
「無料で電子書籍をネットで読める!」と聞くと「どうせ、試し読みで途中までしか読めないんだろ!?」と思うかもしれませんが、そんな事はありません。
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「ミスミソウ」のあらすじ&ネタバレ
主人公野咲春香は中3の途中に閉鎖的な田舎の大津馬中学校に転入します。
その中学校は少子化と過疎化で生徒数は激減、春花達の学年の卒業で廃校が決定しています。
クラスメイト達は中途半端な時期に転入してきた春花を部外者扱いして壮絶な虐めをします。
先生までもが見て見ぬふりの状況でただ一人優しくしてくれるクラスメイトの男子・相場晄。
家に帰れば心配してくれる優しい両親と可愛い妹。
厳しい冬を耐えて春に花を咲かせるミスミソウのように、いじめを耐えて卒業を待つけれどいじめはどんどんエスカレート。
ついに登校拒否になってしまいます。
気分転換に出かけていた際にクラスメイトから家に火をつけられ父と母は焼死。
妹も全身やけどを負い意識不明の重体。
家族を殺したクラスメイトに復讐をするために学校に行くことを再開する春花。
しかしクラスメイトも口封じに春花を殺そうとしてきます。
読み進めていくうちにそれぞれのキャラクターの感情のもつれが見えてきます。
復讐内容のグロさもありますが、追い詰められた人間の思考って怖いと思わせる内容です。
そして救いは一切ありません。
「ミスミソウ」の注目は次々と襲い来る狂った登場人物
ミスミソウの登場人物は主人公を含めすべて狂っていると言っても過言ではないでしょう。
そんな中で特に印象に残った3人をご紹介します。
・南先生
春花のクラスの担任。
生徒に自分の事を「きょんちゃん」と呼ばせ、友達のように接し時には春花の悪口まで言う狂った教師。
大津馬中学校出身で在学中は激しいイジメにあっており、それがトラウマになっています。
クラスのリーダー・小黒たえと友達のように接することで忌まわしい過去を塗り替えて中学生活をやり直そうとしていたのです。
春花を庇って自分に火の粉がかかるのも嫌だったのでしょう。
教師という立場を利用して仲間に入れてもらっている元イジメられっ子。みじめですね。
・真宮
春花のクラスメイト。改造したボウガンで小動物を殺して楽しむという狂った男。
春花のことも鬼退治と称して殺そうとしますが返り討ちに合い、いざ自分が殺されそうになると焦りだし「ちょっとタイム!」と情けないセリフを吐きます。
・流美
春花が登校拒否になった際に新たにいじめの標的に選ばれたのが流美
勢いで春花の火をつけると言ってしまった際、小黒たえから「期待してるから」という言葉をかけられます。
たえちゃんが期待してくれるならと本当に放火を実行。
(本当は家族を殺すつもりはなかったけれど、春花の母親に見つかり口止めに脅そうとして誤って火をつけてしまう)
実は流美は自分をいじめていたたえに対して歪んだ愛情をもっていたのです。
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「ミスミソウ」の感想 相場の変貌ぶりがすごかった
唯一の味方であるはずだと思っていた相場晄。
しかし彼もまた狂っていて、本性は見境なく暴力を振るう男でした。
父親が母親に暴力を振るうのを幼少期からずっと見てきたせいで性格が歪んでしまったみたいです。
卒業したら東京に引っ越して一緒に暮らそうと提案するも、春花に「大人になってからまた」と断わられた相場。
俺が守るって約束したじゃないかとものすごい形相になります。
性格の裏表がよく表れているこのシーンがグロシーンよりも恐怖を感じさせます。
しかも暴力を振るう事が悪い事だと思っていないのがまた怖いんです!
自分の意志を貫くこと・きっと相手も分かってくれると思っているのがよりたち悪いですよね。
優しそうに見える人でも心の中で何を飼っているのか分かりません。
ページをめくるたびに絶望感の増す展開が続きます。
読後も後味の悪さがかなり残ります。
思いっきり暗いストーリーを見たい方には世界観にどっぷりつかれる漫画だと思います。
「ミスミソウ」の評価は★4
正直、かなり好き嫌いが分かれる作品だと思います。
絵や内容がちょっと古臭さいんですよね。
包丁1本でスパスパと返り討ちにしたりと良くも悪くも現実味が無いんです。
あとは救いが無さすぎます。
押切蓮介の描くギャグマンガが好きなので、軽い気持ちで読んだことを後悔しました。
コミックは全3巻。エピローグが加わった完全版も上・下巻で発売されています。
読み終わった後に完全版の表紙を見ると泣けてきます。
顔が描かれていない最後のあのシーンの描写なので。
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ミスミソウ 完全版を全巻無料で読めるサイトについてでした。