たそがれたかこ 全巻あって好きな刊をほぼ無料で読む方法をご紹介します。
2103年~2017年まで、講談社『BE・LOVE』にて連載をしていた『たそがれたかこ』。原作は『のんちゃんののり弁』等の入江喜和。10巻で完結しています。
2015年には『このマンガがすごい!2015』のオンナ編8位になり話題となりました。また作品中に登場する「ナスティインコ」というバンドが、「クリープハイプ」だということで、完結編となる10巻発売時に「クリープハイプ」の尾崎世界観がこの作品のためだけに書き下ろした新曲CDが付属する特装版が発売されました。
たそがれたかこ 全巻(1巻~10巻)あって好きな刊を読めるサイト【ほぼ無料で読む方法あり】
たそがれたかこを全巻の中から好きな刊をほぼ無料で読む方法をお伝えしていきます。電子書籍を配信しているU-NEXTと言うサイトならほぼ無料でダウンロードせずに確実に最後まで読む事ができます。
「無料で電子書籍をネットで読める!」と聞くと「どうせ、試し読みで途中までしか読めないんだろ!?」と思うかもしれませんが、そんな事はありません。
リアルに、たそがれたかこの読みたい巻を確実にと最後まで読めます。
その理由をご紹介しておきます。
U-NEXTと言う、電子書籍&動画配信サービスでは、1ヶ月、完全に無料で利用する事できます。
※登録から31日以内に解約すれば、完全に無料で利用できます。
そして、無料登録にも関わらず、U-NEXT内で利用できるポイントがもらえます。このポイントを活用する事で、たそがれたかこの好きな巻が読めます。
貰えるポイントは600ポイントです。超えた分は負担が必要です。
最新刊も、店頭で販売される時と同じタイミングでU-NEXTでも配信されますので、最新刊もほぼ無料で読めます。
※このU-NEXTの無料キャンペーンはいつ終了するか、わからないので、早めに登録しておきましょう。
たそがれたかこのあらすじ&ネタバレ
主人公・片岡たかこは45歳のバツイチの女性。一人娘の一花は、元夫の下で暮らし、たかこは実家に戻って、年老いた母・小夜子と二人暮らしです。
近所の会社の社員食堂で調理の仕事をしています。毎日、職場と家を往復するだけの生活。
それ以外は、母の小夜子がアパートの大家をしていることもあり、隣に住むシングルマザーの清瀬家の幼い娘たちの面倒を見るくらいでした。そんなときは、実の娘・一花のことを思い出したりしていました。
元々人と話すのが苦手で友達もおらず、何か趣味を持つでもなく、ただ茫然と生きているようにしか見えないたかこ。そんな日々の中、夜になるといろいろな感情が溢れ出てしまうので、一人外でお酒を飲んでいたところ、ある中年の男性から声を掛けられます。
彼の名は、美馬修平。近所で、居酒屋をやっているといい、たかこにいつかお店に来るよう誘います。この日の出会いから、少しずつたかこに変化が訪れていきます。
そして、何と言ってもたかこが夢中になるバンド「ナスティインコ」との出会い。たまたま聞いたラジオから、彼らの存在を知り、そのヴォーカルの谷在家光一にハマっていくのです。
その後は、谷在家がラジオで話していたこともあり、わざわざCDを買うために秋葉原のタワレコに行ったり、髪型と髪色をaikoのように変えてみたり、次々と変わっていくたかこ。
同じくして、一花が登校拒否となり拒食症にまでなってしまうのでした。実は、たかこも学生時代、同じようなことが……。本当は一番わかってあげたい娘にも、うまく気持ちが伝えられないたかこ。
追い打ちをかけるように、元々馬が合わなかった実母との関係が原因で、ひどい言い方をしてしまったことに心を痛めていきます。そんな彼女の前に、「ナスティインコ」の共通のファンが現れます。
アパートに住む中学生の碧海です。たかこは、自分でもおかしいと思いつつも、彼に惹かれていくのですが……。
たそがれたかこの注目は次第に変わっていくたかこがカッコいい!
ある程度の年齢で結婚して子供を産んで……と普通に暮らしているはずのたかこ。元々、人付き合いが得意ではなく、元の夫と結婚するときも籍を入れずに子供を育てようとするなど、なかなか生きるのに難しそうな性格なんです。
そんな彼女が、偶然知ったバンドのおかげで変わっていくさまが、この作品の面白いところ!本来の彼女はきっとそんな部分を持っているにも関わらず、不器用な分、自分を出すことができなかったんだなと思います。
加えて、実の母・小夜子の存在が、そんなたかこに歯止めをかけていたのも……。まあでも、たかこが幸せなんじゃないかと思うのは、母親以外の周囲の人たちが彼女のことをとっても理解してくれて、認めてくれているということ。その環境は実に大きいですよね。
人はいつだって、新しいことを始めていいし好きなことを好きと言ってもいいし、そんなちょっとの勇気を出すことを教えてくれるような作品です。徐々にロックなおばちゃんになっていくたかこが、とてもカッコいいです!
たそがれたかこの感想 中学生に恋するたかこがすごかった
アパートの住人で「ナスティインコ」のファンという共通の話題で仲良くなった中学男子の碧海。彼も登校拒否をしていることで、一花と重なる部分を見つつ、徐々に彼に惹かれていくたかこ。
「ナスティインコ」のヴォーカル・谷在家光一の名前の由来になった「谷在家公園」に二人で行くことになります。別に普通の公園だったわけですが、そこではしゃいでいる碧海の姿を見ているうちに、本当に彼への恋心を感じてしまうのです。
もちろん彼に思いを伝えるでもなく、一花と同じくらいの年齢なのにと罪悪感を覚えますが、まあ普通の感覚かなと思います。ただ、そんな気持ちがあってもいいのかもとも思うのです。
いくつになっても何かに夢中になることがあってもいいのかと。だからと言って、つらい思いをしている一花のことをほっておいている訳でもなく、むしろなんとかしてあげたいと思って行動したお陰で、一花の病状も少し良くなっていき、そんなところはきちんと母親なんです。
若いアイドルや俳優さんなんかにキャーキャー言っているおばちゃんなんかと変わらない気がします。いくつになってもみなトキメキたいし、生きてると感じたいんですよね!
最終巻では、第1巻のたかことは別人です。そこはぜひ読んでみて、確かめてほしいところなんです。何か好きなもののために、人はものすごいエネルギーを持って行動できるもんだなと改めて気付かせてくれる作品でした。
たそがれたかこの評価は★5
おすすめ度 ★5
もしかしたら、たかこの行動には賛否があるのかもしれません。でも、読了後はなんだかスッキリとした気分になりました。ぜひ、読んでみて自分なりに感じてみてください。
たそがれたかこ 好きな刊(最新刊も)読むならU-NEXT
「たそがれたかこ」を全巻あって好きな刊を(1巻~10巻)を読む方法と、あらすじ&ネタバレ・見どころ・感想・評価についてでした。